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「田亀源五郎トークショー・ワークショップ」が開催されました。


2016.11.10 [イベント]

平成28年10月15日(土)、新潟市マンガの家にて『文化庁メディア芸術祭新潟展』関連イベントとして、第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作品『弟の夫』の作者である、田亀源五郎先生のトークショーとワークショップが開催されました。


文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。新潟展で展示を行った『弟の夫』は青年誌「月刊アクション」(双葉社)にて連載中で、同性婚をテーマにした内容から大きな話題を呼んでいる作品です。際立ったメッセージも持った作品ですが、その反面、アットホームな雰囲気で描かれる世界には誰もが親しみを感じるはず。


会場は定員を上回り、追加の席を用意するほどになりました。前半は田亀先生と進行役の石田美紀さん(新潟大学人文学部)のトークセッション。

『弟の夫』制作のねらいから表現スタイルに至るまで、様々な貴重なお話を聞くことができました。そろそろ迎える物語の完結に向けて「キャラクターに愛着が出てきて、終わらせるのがさみしく感じる」と先生からの発言に、参加者の皆さんも深く頷いていました。


後半はワークショップ。『弟の夫』のネーム(原稿の前の作業段階)を見ながら先生がその作り方を自ら解説をすると講義のあと、参加者にオリジナルキャラクターの設定を描いてもらうワークショップへと進行。


参加者が描いたキャラクターに田亀先生がコメントをしながら、キャラクターや作品づくりのコツをアドバイスしていきました。参加者からの「描きたいテーマを突き通すにはどうしたらいいか?」という質問に、先生からは「世の中になかったものを作るのはリスクを伴う。だから売れなくても泣かないで頑張る強さを持つこと。」というお答えがありました。


先生の創作への強い思いと、そこに込められたメッセージが伝わるワークショップとなりました。

にいがたマンガ大賞